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教授ご挨拶

山形大学医学部脳神経外科学講座

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教授 園田 順彦

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山形大学脳神経外科学教室は昭和52年中井昴教授の着任によって発足いたしました。機能的脳神経外科、脳卒中を中心に診療研究をおこない教室の基礎が築かれました。平成6年に嘉山孝正先生が助教授として赴任され、平成8年には2代目の教授に就任されました。脳腫瘍の治療を専門分野とし、特に悪性脳腫瘍手術における覚醒下手術法の確立、頭蓋底腫瘍における集学的治療法の開発など、世界的な業績を多く残されました。また、術中MRI装置、MEGなど最先端機器も多く導入され、高度な脳神経外科医療を行う礎が築かれました。

私は平成27年5月より3代目の教授に就任いたしました。専門は脳腫瘍の外科手術、悪性脳腫瘍の集学的治療ですが、他科との連携などにも積極的に取り組み、患者さんにとって最良の医療は何かということを常に考え治療をおこなっていきたいと思います。脳神経外科の対象疾患は脳卒中、頭部外傷、脊椎脊髄、てんかん、機能的疾患、小児脳疾患など多岐にわたっています。これらの分野でも全国レベルのエキスパートを養成し患者さんの満足できる医療体制作りを目指したいと思います。

医学生・研修医に皆さんには、脳という臓器の魅力、脳神経外科のやりがいというものを伝えて生きたいと考えています。脳神経外科の臨床教育の充実はもちろんですが、既存の治療では解決できない疾患に対する新たな治療法を研究・開発していくことも大学の使命と考えます。多くの皆さんが脳神経外科を志し、ともに歩んでいくことを期待しています。

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