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小児神経外科
水頭症、頭蓋内嚢胞性疾患、二分脊椎、キアリ奇形、脊髄空洞症、頭蓋縫合早期癒合症など、多様な脳・脊髄疾患の外科的治療を担当しています。小児科をはじめ、様々な診療科と連携しながら、お子さんの発育・発達に寄り添った医療を心がけています。
●出生前に診断される疾患
 お母さんのお腹の中で、水頭症や脊髄髄膜瘤などが診断される場合があります。産科・小児科と連携し、出生前より準備します。脊髄髄膜瘤は出生後できるだけ早期に、また、水頭症は体重や頭囲を確認しながら適切な時期に手術を検討します。

●出生直後に診断される疾患
 背中からお尻にかけて、膨らみやくぼみ、密集した毛や色素斑などが見られる場合、二分脊椎という疾患が隠れている可能性があります。また、幼児期に繰り返す尿路感染症を契機に発見されることもあります。下肢の運動や感覚、排尿・排便機能に影響することがあり、MRIで病変の有無を確認します。 必要と考えられた場合は、お子さんの病態に応じた手術を検討します。

●新生児期~乳幼児期に診断される疾患
​ 不機嫌や発達の遅れ、体重増加不良といった症状や、成長曲線を超えるような頭囲拡大が進んでいたら、水頭症や嚢胞性疾患、脳腫瘍などの有無を調べる必要があります。
 前2者には過剰な髄液貯留に対し、シャント術や内視鏡手術などを行います。後者は手術のほか、薬物なども用いて集学的治療を検討しています。
 頭痛や手の痺れなど、咳や動作時に悪化する場合、小脳の一部が頭蓋外に逸脱したキアリ奇形の確認が必要です。詳細な問診と病態が合致した場合は手術を検討します。
 頭の形にゆがみが見られる場合、病的な変形と向き癖による場合があります。病的な変形の代表は頭蓋縫合早期癒合症であり、頭蓋骨の変形だけでなく、脳の発育・発達に影響するため、個々に合わせた手術を検討しています。また、病的変形が除外され、保護者の方が希望された場合、ヘルメット治療の御案内が可能です(自由診療への同意が必要となります)。当院では米国製(*)と日本製(**)の2種類からお選び頂けます。 生後7カ月未満での治療開始がより有効とされておりますが、作製に約 2-3週間かかるため、余裕をもった受診をお勧めします。

各製品の詳細はホームページを御覧下さい。
*   AHS Japan ; ahsjapan.com
** 株式会社 Berry ; babyband.jp
 必ずしも診断される時期や症状に合致しない場合もあります。それぞれのお子さんの病態を見極め、
より良い医療の提供に努めたいと思います。

 
<受診方法>
 かかりつけの先生より地域医療連携センターを介しての御予約となります。紹介状が無くとも、電話での御予約・受診は可能ですが、7700円の選定療養費がかかります。
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